9 月9日(日)
震災がれき広域処理に反対し、本当の被災地支援を考える 「おひさまプロジェクト」が結成いたしました。

会見動画→ http://www.ustream.tv/recorded/25292935

宮城県市民と北九州市民、秋田市民が集い、宮城県内で発足式を行いました。

会見参加者は、九州ひまわりプロジェクト(九州)、原 豊典さん(福岡市) 仙台赤十字病院 岡山博先生(宮城県仙台市)、高橋良さん(宮城県仙台市)、秋田大学教育文化学部 村上東教授(秋田市) こども未来ネット 菅原雪子さん(秋田市)、環境ジャーナリスト青木泰さん(東京)でした。

この結成に、全国から多くの賛同をいただき、今後は全国のみんなで繋り、震災がれきの広域処理に反対し、真の被災地支援をしていくことを確認いたしました。
記者会見には、賛同団体の皆様の気持ちと一緒に出席いたしました。
本当にありがとうございます。

1・「おひさまプロジェクト」発足趣旨

 
本日、北九州市民と宮城県市民により、震災がれきの広域処理に反対する市民ネットワーク「おひさまプロジェクト」を結成いたします。

その結成式を、北九州市へのがれき搬出を予定している宮城県で行うことは本当に象徴的です。
がれきを搬出する側の市民も、受け入れる側の市民も、広域処理に反対しています。
がれきは本当に絆なのでしょうか。がれきを広域処理しても誰も幸せにはなりません。

 
被災地でもがれきを焼却してはいけません。
焼却すれば、放射性物質はもちろん、アスベストや六価クロムなど、有害な物質が環境に放出され、人々の健康を損ねていきます。放出された有害物質は、人々の体内に取り込まれ、海・空・大地を汚染し、二度と元に集めることは出来ません。

放射性物質は、本来なら東京電力にお返しするのが筋です。
しかし、すぐにそれが出来ないのなら、焼却せず人々の命や財産を守る素晴らしい方法があります。
宮脇昭先生の「いのちの森の防潮堤」や、岡山博先生の「津波記念公園」です。
今後も来る災害から人々の命や財産を守り、思い出となる、これらの方法を私たちは心から応援しています。
子どもたちや未来を守るため、どうか政府、環境省は、被災地でもがれきを焼却しないでください。

 「社会的責任を果たす医師団」(ノーベル平和賞受賞)の代表、ジェフリー・パターソン医師や、チェルノブイリ原発事故の被爆治療に関わってきたデルテ・ジーデントップ医師が全国縦断連続講演会を行い、震災がれきの広域処理に反対する声明を表明しました。放射性物質は「拡散せず、封じ込める」、これが国際的な認識なのです。

 さらに、震災がれきの総量見直しで、広域処理の必要性自体がなくなっています。
環境省の広域処理政策は、完全に破綻しています。
通常は廃棄物として処理費用のかかるがれきが、東日本大震災を機に利権の温床となっています。環境省から交付金手当が行われ、震災がれきは有価物と同じ扱いになりました。北九州市をはじめとする各地の市民が、震災がれきの広域処理が、様々な面で違法行為であるとする警告書や通告書を出している現状を、自治体や環境省、政府はどう考えているのでしょうか。

 もし本当に「絆」だというのなら、政府や環境省は、まず、放射能汚染が深刻な地域の子どもたちを即刻避難、長期・短期の保養をさせてください。福島の子どもたちを置き去りにせず、今すぐに助けてください。
子どもたちを助けるためならば、全国の市民はその労を惜しみません。
私たちは、広域処理にかかる莫大な税金を、本当の被災地復興のために使って欲しいと心から願っているのです。
政府や環境省は、「ふくしま集団疎開裁判」や「福島原発告訴団」「被災地の真の復興を考える裁判」の声に、どうか真摯に耳を傾けてください。

 私たちは、本日、震災がれきの広域処理に反対し、本当の被災地復興支援をすることを、ここに改めて確認致しました。
国の間違った広域処理政策に、全国の市民団体が、連携して反対の声をあげていきます。
「政府交渉ネット」と連携も図り、政府に直接抗議していきます。

 私たちは既に、全国各地の医師とも連携を取り始めています。今後は、米国のパターソン医師などをはじめ、国内外の医師とも連携・協力し、放射能拡散に強固に反対していくことになるでしょう。

 日本の未来を守るために。

 201299
引き続き賛同団体を募集しております。
環境省に広域化反対の申し入れ書などを出す際に、共に賛同いただける団体・法人様は
jas_min_min@hotmail.com  (村上)までメール下さい。
件名を『おひさまプロジェクトに賛同』とし、【団体名】【代表者 お名前】【住所】をお願いいたします。
※申し入れ書などには団体名のみ明記し、個人情報は一切出しません。
※個人の方は、この機会に、おひとりからでも「会」を立ち上げてみませんか?
 
全国の賛同団体

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